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酒、人を呑む 「一人暮らし」

人生とは、まことに、非情なものだ。

こんな、はずじゃなかった。。。。

「誰もわかってくれない」と、殻に閉じこもり、
「これじゃ、ダメだ!」と、自問自答する日々。

壊れた私を心配してくれる人は、
何人かいたが、心を開けなかった。

3年の後期から、大学には行っていない。
卒業が危ぶまれる。

一応、指定校推薦枠で入学しているので、
中途退学したら、母校の高校に迷惑がかかる。

留年することなく、4年で卒業したかった。

環境が変われば、
きっと、この躓きから抜け出せるに違いない。

泣きながら、母に訴えた。
「家を出て、ひとりで暮らしたい。。。。」

安易な発想だったが、母は反対しなかった。
母も、私のていたらくを持て余していたのだ。

4年生の春、
2時間近くかかっていた自宅通学をやめた。

生活費はバイトで稼ぐと決めて、
大学沿線の3畳一間の下宿に引っ越した。

初めてのひとり暮らしに、
心が弾んだのは、最初だけ……。

やがて、自分の意志の弱さを、
まざまざと、思い知らされるのであった。

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小吉

Author:小吉
相棒の発症のおかげで、
加減して飲むことを学習。
依存症予備軍!?
猫舌の呑助です。。。。。

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