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今春、夫が永眠、この秋には、実母も永眠。
身内を立て続けに喪った。。。。。

母は1か月余りの入院生活で、帰らぬ人になった。
母と同居している妹と話し合い、
延命処置はしないことを病院に伝えていた。

母は病室のベッドの上で終日うとうととしていたが、
最期は目を見開いて、80年の生涯に幕を下ろした。

入院、死去、葬儀と慌ただしく過ぎて行き、
気が付けば、涙ひとつこぼすことなく、
淡々とやり過ごしている私がいる。

夫の時は、自分でもびっくりするほど、
手放しでおいおい泣けた。
今でも、涙がふっと込み上げてくる。

この違いは、なんなのだろう。

誰かが言っていた。

「本当に悲しい時は、涙も出ないもの。
 やたら涙を流すのは、
 なんだか死を楽しんでいるような感じがする。
 本当は取り残された自分を悲しんでいるのだろう」

そうなのかもしれない。。。。。。


P1070022.jpg

夫が亡くなり、母が亡くなり、
自分の死をよりいっそう身近に感じるようになった。

これからは、
好きな人と好きなことをして過ごしたい。
嫌なことは極力回避する。

私の人生には、嫌だと思うことに費やす時間は
もう残されていない。

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小吉

Author:小吉
相棒の発症のおかげで、
加減して飲むことを学習。
依存症予備軍!?
猫舌の呑助です。。。。。

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