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潮時

夫が依存症かも…と疑い、
関連の書籍を読み漁り、ネットを徘徊した。

私は、依存症という病気を理解しようと、必死だった。
その時、心に響いた一文を書き写した大学ノートは、
すぐに満杯になった。

苦しみが膨らんだ時、悲しみに襲われた時、
救いを求めて、何度も何度もノートを読み返した。

「アルコール依存症という病気を何とかできるのは、
 断酒する気になった本人だけなのです。
 本人が断酒する気持ちになる以外に
 病気の解決は不可能です」

断酒へと繋がらない夫への苛立たしさ、もどかしさを
消化するための支えの言葉。

「飲んで死ぬことを選ぶのも本人の自由

夫は、お酒を飲むことで生きている。
垂れ流し用の紙パンツをはくことを受け入れ、
紙おむつの給水力以上の尿をして、衣服や寝具を汚す。

ほんと、面倒臭い病気だ。。。。。

病人との暮らしに辟易感が募る。

心細げで、はかなげな夫を見るたびに、
夫婦のピリオドを打つことへの心苦しさも募る。

遅すぎた潮時が、私を動き辛くしている。。。。。。

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真……様

コメント、ありがとうございます。

真……様のご体験が、心に響きます。
お伝えして下さった事、本当にありがたく思います。

自分のしていることに、自問自答の日々で、
心が折れることも多々ありますが……。

相変わらずの夫の顛末をブログにすることで、
心を整理しております。。。。
プロフィール

小吉

Author:小吉
相棒の発症のおかげで、
加減して飲むことを学習。
依存症予備軍!?
猫舌の呑助です。。。。。

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