依存は、そんなに簡単に断ち切れるものではない。
うまくいったら儲けもの。
取り敢えず、夫の五臓六腑が少しでも楽になればいい。
5回目の入院、つまり、失敗の連続なので、
断酒への期待は抑え気味にしている。
夫が希望した、通常の入院生活を全うできればいい。
夫の身の回りの世話から解放された私は、
自分のペースでゆったりと過ごしている。
入院は、夫も私も元気になれる期間だ。
そんなふうに悠長に構えていたら、
夫の食道に小さな腫瘍が見つかった。
そのため、夫はアルコール依存症と食道がんの治療で、
二つの病院を掛け持ちすることに……。
がん細胞の存在を知っても、夫はあっさりしていた。
ウイスキーのポケット瓶を口飲みしていた夫には、
想定内の出来事なのだろう。
私は、がんで父を亡くしているので、
「がん=死」のイメージが強い。
だから、夫からの電話で、
がんを知らされた時、頭に衝撃が走り、
言葉に詰まってしまった。。。。。
幸い、初期なので、内視鏡手術で対応できるらしい。
早期発見は、アルコール依存症治療の専門病院に
入院したおかげであり、有り難いことだと思う。
それにしても、アルコール依存症の発症が、
糖尿病、肝硬変、関節リウマチ、食道がんへと広がり、
まさに病気のオンパレードだ。
きっと、ここが正念場。

酒毒を肝に銘じて、
酒でごまかす生き方は、もう終わりにしてほしい。
入院中の夫を思いながら、鶴を折っている。
うまくいったら儲けもの。
取り敢えず、夫の五臓六腑が少しでも楽になればいい。
5回目の入院、つまり、失敗の連続なので、
断酒への期待は抑え気味にしている。
夫が希望した、通常の入院生活を全うできればいい。
夫の身の回りの世話から解放された私は、
自分のペースでゆったりと過ごしている。
入院は、夫も私も元気になれる期間だ。
そんなふうに悠長に構えていたら、
夫の食道に小さな腫瘍が見つかった。
そのため、夫はアルコール依存症と食道がんの治療で、
二つの病院を掛け持ちすることに……。
がん細胞の存在を知っても、夫はあっさりしていた。
ウイスキーのポケット瓶を口飲みしていた夫には、
想定内の出来事なのだろう。
私は、がんで父を亡くしているので、
「がん=死」のイメージが強い。
だから、夫からの電話で、
がんを知らされた時、頭に衝撃が走り、
言葉に詰まってしまった。。。。。
幸い、初期なので、内視鏡手術で対応できるらしい。
早期発見は、アルコール依存症治療の専門病院に
入院したおかげであり、有り難いことだと思う。
それにしても、アルコール依存症の発症が、
糖尿病、肝硬変、関節リウマチ、食道がんへと広がり、
まさに病気のオンパレードだ。
きっと、ここが正念場。

酒毒を肝に銘じて、
酒でごまかす生き方は、もう終わりにしてほしい。
入院中の夫を思いながら、鶴を折っている。