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呑兵衛夫婦の迷走人生を気まぐれに更新中。見解に偏りあり(!?)の読み流し物件。

 ✤ 金魚
Posted on 08.2013
今年も、やってくれた。
ある意味、期待を裏切らない男だ。

大晦日、早々に床に就いた夫は、
除夜の鐘の音で目覚め、着替えて出て行った。

歩いて数分の所に、小さな神社がある。
おそらく、そこへ、初詣に行ったにちがいない。

境内での振る舞い酒をひとり占めしていたのだろう。

正月は、日がな一日、酔っ払っていても、
世間の目が気にならない。

飲酒に拍車が掛かる。
飲み出したら、止まらない夫だ。

元旦、家に戻ったようだが……。
おせちの用意が出来ても、部屋から出て来ない。

私は、水槽の金魚を見ながら、
「あぁ、やっぱり。。。。」と、納得してしまった。

P1060250.jpg

金魚は、逆さになって、息も絶え絶え。

この金魚は、5年前、ペットショップで、
夫の見立てで、一匹だけ購入したのだ。

その世話は、いっさい私まかせ。

エサを遣るでもなく、観賞するでもなく、
夫は、その存在さえも忘れているような???

金魚と夫は、そんな冷めた関係?なのに……。

不思議なことに、夫の具合が悪くなると、
金魚の様子もおかしくなるのだ。

金魚が夫の体調の鍵を握っている
かのように思えて……。
まずは、金魚を薬浴させ、その回復を待つ。

こうして、ここ数年、
金魚と夫は、危機を乗り越えて来たのだ。

元日、朝帰りした夫は、ずっと床に伏したまま。
明らかに、飲み過ぎなのだ。
五臓六腑が悲鳴を上げているのだろう。

静かに横になって、酒の毒が落ち着くのを待つ
という、もくろみのようだ。

去年の正月は、自転車運転中に転倒し、
頭や足に怪我をして、大騒ぎになったのだ。

今年は、怪我をしていないだけ、マシ。
私は平静を装って、ひとりで、おせちをつまんだ。

布団の中で、うつらうつらしていた夫が、
2日の朝になって、やっと、床から出て来た。

「気持ち悪い夢をみた。。。。」

不快そうに言うので、夢の内容を尋ねてみた。

「よく、覚えていないが……。
 夢の中に、おまえがいた!!」

気色悪い夢と私!? 
なんとも失礼な話だが、夢に腹を立てても仕様も無い。

縁起の悪い夢が、夫の初夢になった。

夫の様子が気がかりで、うたた寝の私は、
初夢を見ていない。。。。。。

7日が仕事始めの夫。
かろうじて、出勤したが……。

金魚は、腹を上にして、浮いたままだ。
夫の具合の悪さが窺える。
今回は、長期戦になりそうだ。
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cetegory : 病的な飲酒  ✤  comments(2)  ✤ 
2013年01月08日(火)  10:49 by 小吉

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